さあ今日もストレスを楽しもう! ストレスとポートフォリオの準最適化

takashi42332008-09-09


【ざっくりまとめ】
・生物学的な見解からしても,ストレスが短期的な利益が最適になるような行動をさせてしまうのは明らかである.


【注目ポイント】
・ストレスにより「予見性」と「コントロール」が喪失される.(ロバート・サポルスキー)
・ファンドマネージャにとって「予見性」の喪失とは,回転率の向上を促す.
・ファンドマネージャにとって「コントロール」の喪失とは,ポートフォリオの評価期間の短縮を促す.



【結論】
・ストレスは,近視眼的な判断を引き起こす.
・ヒトは将来のより大きな報酬よりも,小さくてもすぐにもらえる報酬を好む傾向がある.
・つまり,ストレスにより近視眼的な判断を下すようになると損をする.


【感想】
・直感による銘柄の購入をやめて,長期的な視野をもった売買をする事が重要であると考える.
・しかし昨今,企業が派手な盛衰を見ていると1950年代のような25-35年と一つの銘柄を持つのはいかがなものかと考える.