今年はじめての良いお年を...

今日は朝から映画を見に行ったのです.
ヴィヨンの妻」という,よしむらが大好きな雰囲気の映画でした.
周りを見ると年配の人しかいません.
自分がこのくらいの年になったら一体何を見たいと感じるのか,そしてそれは存在するのだろうか?
っと考えるとたまらなく不安になりました.

っとここまで太宰作品口調.
なんか中途半端な終わり方だなぁ〜っと思って.その足で書店で原著を買って読んだ.
どうやらサブタイトルの「桜桃」と「タンポポ」など色々な太宰作品を「ヴィヨンの妻」にあわせて作った作品みたい.
ボクがかった新潮文庫ヴィヨンの妻」には「桜桃」は入っていたが
タンポポ*1が入っていなかったのでまた読んでみようと思う.


何となく太宰作品は暗いという感じがして読むのをためらっていたけど,
その文章の美しさには感動すら覚える.


今日はボクに「大学院って楽なんじゃね?」っと思わせた,Hさんと食事.
某カフェを2件梯子して社会科学に関する考察やマーケティング調査をした後,
鍋をつっつきながら,今の日本の税金の使い方,土木業界の今後,生とは何か,に付いて討論する.


Hさんとの討論は楽しい.
ボクが突拍子もない事を言っても簡単に受け入れてくれる.
そんなHさんも来年からはK大の助手になるという.
今みたいに簡単に遊んでもらえなくなるのかも知れない.


今年最初の「良いお年を」を言って別れる.

*1:おそらく二十世紀旗手というタイトル