上海・蘇州4泊5日(2日目)

takashi42332008-08-09


今日の予定は,南京路から黄浦江までブラブラあるいて,豫園を観光.その後新天地に行って,北京ダッグを食べるという流れ.

南京路
朝9時*1に南京路に到着.
高層ビルが大量にあって,一昔前に見た中国のイメージと全く違う事にビックリ.
ほんと,見た感じは日本と全然変わりません.


この時間ではほとんどの店があいていませんでした.
ただし,よくわからないキャッチはかなりいます.
名刺サイズのパンフレットを見せて,「安い一番.見るだけ大丈夫」などと話かけてきますが,
安全の為にはついて行かない方が良いかと...


「不用(ブーヨン)」と何度も繰り返すと大丈夫かもしれません.
少なくともボクの友人はそう言ってました.


南京路には,日本にもある飲食店やカラオケチェーンも大量に進出していました.
吉野家ピザハットビッグエコー,KFC...


途中ユニクロがあったので,のぞいてみたら一般的なカッターシャツが198元(≒1970円)程度.
日本と大差ないですね.


ボクはあまりファッションに詳しくないけど,地下鉄で市民の服を見ていると, Tommy HilfigerやLACOSTEなど,結構ブランドものの服を着ている人が多く,
逆に,よれよれのTシャツの人やぼろぼろの服の人もいた.何となく,価格的に中途半端な感じが否めないと思った.
今後も格差が広がるといわゆる中間的なモノというのが淘汰されていくのかなぁ〜?


閑話休題
途中のローソンでお水を購入.
だいたい3元(≒45円)とにかく,飲食物は安い.



しばらく歩くと,黄浦江に突き当たります.
ここからが,上海絶景ポイントの一つです.
川を挟んで内陸側.

川を挟んで海側

川の内側は旧市街,川の外側は新市街.
ヨーロッパとかに多い作りですよね?日本もこういう考えかたは見習うべきだとボクは思います.
土地が無いから難しいのはわかるけどね.


豫園商城
さて,タクシーに載って豫園へ.
タクシーは初乗り3Kまで11元(≒165円)いか1キロ毎に1元(≒15円)追加されます.


ガソリンが1ℓ4元(≒60円)くらいです.
タクシーの多くは大众汽車(Volkswagen)です.
众(衆)の漢字がVWのロゴと似ているとか,似ていないとか.


燃費を8K/ℓとして,3÷8×4で10元程度結構ギリギリな商売かもしれませんね*2


余談ですが,VW国産車的な扱いを受けていて税金が低いらしいです.
日本のレクサスとかは800万円程度するんだって.




少し驚いたのが,上海のタクシーは運転席が透明なアクリルでガードされています.
これは,タクシーの運転手を強盗等の危険から守る為だとか.

友人が中国語で話してくれたので,何の問題も無く連れて行ってもらえました.
豫園について,早速昼食.
行列のできる小龍包の店「南翔馒头店」


とにかく好吃!!
特に,「特制蟹黄小笼」が信じられないおいしさ.
6個入りで40元(≒600円)と若干高めだが食べる価値はあると思います.*3
青島ビールは小ボトルだけど10元(≒150円)安いね〜.


特制蟹黄小笼(40元)
特制蟹肉小笼(22元)
蟹黄白玉巻(6元)
蟹の身入り卵スープ×2(5元×2)
青島ビール×2(10元×2)

で占めて,88元(≒1320円)

うーん...安い.美味しい...言う事無い...*4

おなかも一杯になったところで,豫園内部へ.

豫園

入場料は30元(≒450円)

豫園の「豫」は「愉」に通じ、すなわち「楽しい園」という意味なんだって.

中は中国の古い庭園.明の時代1559年に作られたとのこと.
日本だと,桶狭間の戦い(1560年)のころだね.


壁がなんだか波打ってるなぁ〜って思ったら.途中に龍の頭があって納得.
でも,中国では龍を使っていいのは皇帝だけのはず.
だって,龍は皇帝の象徴なんだもん.
で,調べてみると,爪の本数を本来の5本から4本に変えるで言い逃れたんだって.
写真には3本しか映ってないけどなぁ〜....?




さて,豫園商城で少し買い物でもしてみますか.

その前に,暑いのでアイスクリームを購入.
上海ではネスカフェのアイスが結構あります.
3〜4元程度(≒45円〜60円)味はおいしいです.


ガイドブックにも書いてありますがここでは,言い値で買ってはいけません.
基本的に値段の交渉が必須です.

ボクはTシャツが一枚欲しかったので,友人に値段を聞いてもらったら190元(≒2850円)と言われました.
友人はすかさず店を出ます.出た瞬間,店員が30元(≒450円)と叫びました.

このぐらい値段に落差があります.
で,この値段を基本値として,次の店で値段を交渉します.
最初200元(≒3000円)と言われます,友人がすかさず「さっきの店は30元だった」というと,「これは良品だから.みたいな事を言いだします.」
値段が下がらないので,また店を出ようとすると,2枚で55元(≒825円)に下がりました.


不思議な場所です.
ちなみに,上海の平均月収は2000元(≒30000円)だそうです.
Tシャツの原価はおそらく15元〜20元程度でしょう,ボクがもし,190元で購入していれば,
160元近い粗利を上げる事になります.平均月収の8%です.
つまり,12枚Tシャツを売れば十分生活出来る事になります.


こんな利益を上げれるなら企業で働くよりも,この商売を続けた方が良いですよね.
たまに,外人が来た時にこの手の商売をする.
最初は高い値段吹っかけて,それを半額程度に落としてもらったら....何となく買ってしまう人は多いと思います.


でも,何か変ですよね.うまく言えないけど...
こういう詐欺に近い商売で生計を立てる事が出来てしまうことに違和感を感じます.
ボクらが適正価格で購入しないと,上海という町が良くならない様な気がします.



新天地
次はバスに揺られて新天地へ向かいます.
バスは何処まで載っても2元(≒30円)です.

五元札しかなかったので,「おつりは?」と聞くと,次の客が来た時に「1元受け取りなさい」だって.


新天地は昔の町並みを上手に改良して今時な町に変えた場所.*5

おしゃれなレストランが多いです.
セレクトショップのようなモノもあります.神戸の旧居留地みたいなイメージです.


おしゃれな町並み



旧市街地


その後,フラフラからっと歩いて,途中百貨店*6とかも見ながら北京ダックのお店へ.
徳聚全という老舗


日本人が結構くるのか,日本語メニューもありました*7

北京ダックが168元(≒2520円).大きめと中ぐらいを選択出来るのですが,大きめにすると3種類に料理してくれると言われて大きめに.
ちなみに,3種類とは皮,身,皮と身の3種類.
北京ダックを包む皮が6元(≒90円)
ネギが3元(≒45円)
北方水餃が10個で12元(≒180円)
蒙式烤羊棒が15元(≒225円)*8
ビールが6元(≒90円)
お手拭きが2元(≒30円)

で,一部两なので合計で238元(≒3570円)

とにかくお腹いっぱい.


再び南京路へ
朝は店が閉まっていたので,再び南京路へと足を伸ばしてみる.

昼とは全く違うネオンが奇麗だった.


土曜日の夜だからかも知れないけれども,人は凄く多い.
特段危ないというような雰囲気は無いけれども,とにかく人が多いので手荷物には注意をしました.

そのまま,朝と同様に黄浦江まで行くと.

よく見るテレビや雑誌でみる上海の写真の場所へたどりつけます.

写真には映っていないけど,川には巨大な広告を表示した船が移動しています*9
ここで,写真を取ってると自然とSAMSUNGの宣伝になる可能性があります.

広告費にいくら払ってるのかは知らないけど,かなり賢いと感じました.



後はホテルに帰ってCCTVを見て寝る.
2日目修了

*1:以下特に断りが無い限り現地時間

*2:上海の交通事情はとにかく荒いです.

*3:テイクアウトだと半額ぐらいになります.でも凄い行列に並ばないといけません.

*4:大阪にもあるんだ値段が信じられないくらい違うけど...http://www.nansho-mantouten.com/info.html

*5:動画で取ってたから,良い写真がない...

*6:百貨店が凄く多い...

*7:ただし,表記は無茶苦茶

*8:羊の肉に香辛料をかけて焼いた料理.辛くて美味しい.癖になる

*9:SAMSUNG