マクドナルドは効果的な宣伝方法を使っただけだと思う.

takashi42332008-12-27

ボクはマクドナルドはあんまり食べないけど今回の件は何が問題のかさっぱりわからない.

先行販売されたのは、ハンバーガーのビーフパティ(牛肉部分)が従来の2・5倍になった新商品「クォーターパウンダー・チーズ」。23日にプロゴルファーの上田桃子さんらを招き大々的にPR。店前には徹夜組も含めた長蛇の列ができ、1日で約1万5000人が来店、1店舗の店舗売り上げ高としては過去最高の1002万円を記録したと発表していた。


このニュースをみて,随分とマクドナルドが叩かれているのをみてふと,「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い(光文社新書山田真哉)を思い出した.
なぜなら,この本でアマゾンキャンペーンについて書いてあったからだ.

アマゾンキャンペーンとは,インターネット書店アマゾンのベストセラーランキングで第1位をとるために,著者が大勢の人を動員して短時間でいっせいに本を購入するという集団行為です.
アマゾンでは1時間ごとのリアルタイムで売上ランキングが発表されているため,短期間に集中して買えば,かなり上位にランキングされるのです.
仮にその本が人気のない本であったとしても,ネットワークや資金力さえあれば比較的簡単に上位に入ることができます.
(P34 ランキングを操作する人々)

なんだ一緒だと思うなぁ〜.

それにさ,これってマスコミのねたみじゃないの?ってボクは思う.

マクドナルドにしてみれば,マスメディアに巨額の資金を払って,もはや見ている人が限られてきたテレビで効果のないCMを打つよりも,
仮に一人5000円払ったとして,1000人×5000円程度で500万円程度でマスコミが勝手に放送してくれる方がよほど対費用効果がある.

それにマスコミは猛反発.
なんか,「CM費払って宣伝しろよ!」っていう嫌がらせなんじゃないかなぁ〜.

まぁ,何にしても3K(広告費,交際費,交通費)の1つを効果的に下げたマクドナルドのやり方は企業としては正しいとボクは思います.