東欧旅行記その2

takashi42332009-09-19


6:00- プラハ
朝5時に目が覚める.
昨日買って残っていたピザを電子レンジで温めて食べる.
案外おいしぃ.

まずは今回の旅行の安全と楽しい旅行になるように日の出を拝もぅと,高台に上る.

「早朝と夕暮れは素敵な雰囲気の写真が撮れるマジックアワー」っと偉い写真家が言ってたが,
素人がとってもそれっぽくなっているのだろうか?


早速プラハ城を目指す.基本的なサービスは8時スタートなので誰もいない.
たまたま,衛兵の交代の儀式を一緒に見たドギーの散歩中のおじさんと話をする.
「日本人か?」「日本の何処だ?東京か?」
「日本に比べると少し寒いね」って言うと
「やせ過ぎなんだよ」っと笑われる.どうやらボクの痩せ具合は世界標準のようだ.


そうこうしているうちに,聖ヴィート大聖堂にたどり着く.

「この教会は700年前に立てられたんだぜ」とおじさんが教えてくれた.
たまたま扉が開いていて,誰もいない教会の中に入る事が出来た.
それにしても,みんな親切だ.


教会があまりに凄いのでぼーっと見てると
「さよならー」っと行って先に行ってしまった.


だれもいない教会の中は静かで音が無い.
とにかくステンドグラスが奇麗.
昼間にくると人が多くてゆっくり見れそうにないから,少しゆっくりする.


プラハ城を一通り見てまだ7時.
じっとしてるのももったいないし寒いのでプラハ市外の方へ足を広げてみる.
下りの坂道で,「凄い坂ですね」っと話しかける.
「毎日上ってるから」っという答え.元気なおばぁさんだ....


7:30- プラハ市内(チェコ


朝食を食べる.
現地で初の外食.これは結構重要.
この先のモチベーションにつながる.
マッシュルームスープとパイナップルとチーズのトーストが凄くウマい.
昨日のピザが吹っ飛ぶ.
特にマッシュルームスープは格別だった.疲れた体に少し濃いめの味付けが染み渡る.




この辺の国では結婚の儀式の一つとして,
町の有名な場所で二人で記念撮影をして回るというのがあると聞いていたが,
目の当たりにするとは思わなかった.
ちなみに,専属のカメラマンが1人,アシスタントを含めると3人だ.


8:00 旧市街(プラハ

ティーン寺院に入りたい.
とにかく中に入りたい.
でも入り口が見つからない...



探し続けたら,朝食を食べたレストランとその横のレストランの間が入り口らしぃ...
ちなみに写真が入り口で,このすぐ右のレストランがボクがさっき朝食をとった店.

なんてこった.随分探した.
典型的なゴシック様式の教会.天井が高かった気がする....
写真が撮れなかったのであまり覚えていない.少し反省.



12:00 マラー・ストラナ(プラハ
町をふらついていると,先日出会った人に教えてもらった,プラハを一望できる塔の場所が近い事が判明.
早速トラムに乗って上ってみる.30分程度待たされる.


今の季節はバラが奇麗.
バラ園で少し座る.
取りあえず,せっかく上った山の上でする事を考える.



この塔か...っと勇もすべて階段.
東京タワーを歩いて上った事を考えれば楽勝かとも思うけど,思ったよりきつかった...
でも,上りきれば確かにプラハの町の名所を一望できた.








おりてきて,ネスレのアイスとファンタオレンジを飲む.多分800円ぐらい...高い...
この国では,ファンタオレンジ>>>>水>ビール.と言う感じの価格.
ちなみビールは0.3lで80円くらい



休憩して鏡の迷路というのに行く.
結構期待していたけど大はずれ....
迷路というか一本道だし.
歪曲した鏡を使って,変な風に映る姿をみて爆笑するプラハ市民をみてこの国は平和だと判断する.
それにしても,この位のことで大爆笑している子供をみて少し和む.
最近の日本の子供もこれで大爆笑できるのだろうか?



12:00 旧市街広場

もう一回,トラムを使って山を下りて
シナゴーク(ユダヤ教会)を目指す.
途中ミニスーパに入って,水とリンゴと妹への土産のハリボーを買う.
旧市街広場に戻ってくる.
リンゴを食べながら,次は何処に向かうか考える.
日本のリンゴより小さく,柔らかい.リンゴを食べて初めておいしいと思う.
雰囲気のせいかも....



14:00 ユダヤ人街

今日は休みで,明日はユダヤの休日のため休み.
明後日の朝旅立つボクには,もぅ訪れるチャンスが無いかも知れない.



15:30 国立博物館

ボクは国立博物館が好きだ.
日本のは行った事無いけど.旅行先では必ず訪れる.

ウィーン同様ここにも岩石のコレクションがあって,個人的に盛り上がる.
始祖鳥の化石があったので,学芸員に「これは本物か?」って聞くと,「○×@†∂」と言われる.
何故かなるほどと納得する.考えてみれば始祖鳥がこんなに小さいわけない.

その学芸員さんに手を引かれて人骨のコレクション,マンモスのコレクションを紹介してもらう.
言葉はわからないけど,何かが通じ合った気がする.
握手をして別れる.



16:00 MUCHA MUSEUM

MUCHA MUSEUMに行く
ムシャの絵が好きだ.
よくよく読むと,今朝行ったプラハ城の教会のステンドグラスもムシャが書いたらしぃ.
明日はプラハ城を巡る予定なので,ゆっくり見ようと記憶にとどめる.
日本人がよくくるらしく,売店には日本語の解説本も...日本で買うよりやすいみたいなので買っておく.
店員が「ありがと,さよなら〜」っと言う.どうして日本人とわかったのか不思議.



17:50 La Degustation Boheme Bourgeoise

分子料理を楽しむ.
分子料理とは,「あらゆる料理は物理化学の"式"で表せる.」という考え方.
コレージュ・ド・フランス教授エルヴェ・ティスによって発明された21世紀の料理方法.
日本では食する事はできない.
そんな店がチェコにあると読んで折角なので行こうと決めていた.


「予約してないけど大丈夫?」っと聞くと,「19時に来てください.」との事.
久し振りに話が噛み合なくて,随分苦労する.

最初に,支配人っぽい人が出てきて,「この店は初めてか?」っと聞かれる.
初めてだと話すと,5分くらい何かを一方的に話始めた.


詳細はムービーの方で残すけど,
一つわかった事は,高城剛の言ってる事には共感できるが,舌は共感できないという事ぐらいだろう.
一品一品説明をしながら渡してくれる.

量が多く途中で食べきれない気がしてくる.
2時間ぐらい使う.
今晩はコンサートを予約しなくて良かったと痛感する.

食後に,「コーヒー?か紅茶はどう?」って聞かれて調子に乗って「コーヒー」って言ったら
きっちりレシートに上乗せされてた.....高すぎてあきれる.



20:30 ホテル
一度ホテルに戻って荷物を置く.

身軽になって,一眼レフとビニール袋(買い物したとき用)を持って町へ
ミニ三脚を立てて,町の中で座り込んで写真を撮っていて,ふと気づいたら周りを中年男性に囲まれる.
一瞬焦ったけど,酔っぱらいっぽかったからニコッと笑ったら,ニコッと笑ってそのままどこかに行った.
時間も時間だけに危ない.









うまく写真が撮れない....
なんだか,煮え切らないままホテルへと戻る.
昨日と同じスーパーでスニッカーズと水を買う.
スニッカーズが安い...