簿記検定の結果と永沢さんの名言

『第121回簿記検定試験2−4級』 受験番号 231***
検定結果のお知らせ

残念ながら不合格です。

分野1の得点 16
分野2の得点 6
分野3の得点 15
分野4の得点 8
分野5の得点 22
合計得点 67

うーん,不本意ながら不合格.
3点足りないね.
満点宣言してた,1,2,4で予想外にミスがあり驚いた.
逆に言えば,それが無ければ受かってた.

まぁそんな事よりも,「残念ながら」という言葉を久しぶりに聞かされた気がした今日この頃.
新しい事に挑戦してないんだろうなぁ〜...


ところで,村上春樹の「ノルウェイの森」を読み終った.
世間で話題になった演説を聞いて,無性に読みたくなったので

そこでタイトルだけは聞いた事のあるこの本を書店で手に取ってみた.
ボクがレジで会計をしていると奇遇にも,横のレジでも同じ本を買っているヒトがいて少し共感が湧いた.
もちろん,向こうは知ったこった無い訳だけどね.

読んでみると,中々面白い.学生時代に読んだ方が良かった感は否めない.
でも,ハッとする科白が多かった.
今年の読書は中々良い滑り出しかもしれない.


特にこのやり取りが印象的だった.
一見,やりたい放題の永沢とワタナベの掛け合い.

いま手元に本が無いので,「永沢に学ぶ@ノルウェイの森。」という記事から引用しようと思う.*1

永沢
「だからね、ときどき俺は世間を見回して、本当にうんざりするんだ。
どうしてこいつらは努力というものをしないんだろう。
努力もせずに不平ばかり言うんだろうってね」

ワタナベ
「僕の目から見れば世の中の人々はずいぶんあくせくと身を粉にして
働いているような印象を受けるんですが・・」

永沢
「あれは努力じゃなくてただの労働だ。
俺の言う努力というのは、そういうのじゃない。
努力というものはもっと主体的に目的的になされるもののことだ」


うーん...全く仰る通りだと....
最近会社の同僚と話しても面白くないと感じるのはこの辺が関係あるのかもなぁ〜...
みんな労働と娯楽しかないんだもんなぁ〜.

古い知り合いの司法試験浪人とか公務員試験浪人してるヒトと話す方がよほど楽しいし,
何か生き生きして感じがする.

まぁそれが,学生と社会人の違いなのかもとかね...