街は忙しい
空の色は秋の色,
街の景色は冬の色,
あなたの心は何色?
なんて事を先日ラジオで言ってた.
テレビでは決して聞くとこの出来ない素敵な言葉だと思う.
韻を踏む言葉やゴロの良い言葉がボクは好きだ.
ところで,今年もhttp://singo.jiyu.co.jp/nominate/nominate2009.htmlが発表された.
例年思うのだが,こんないい加減な賞は早めに辞めた方が良い.
何一つ今年の世相を表してはいない.
先日読んだ筑紫哲也の「若き友人たちへ」にも同じ意見が書いてあって少し嬉しかった.
筑紫哲也はニュースキャスターの中でボクが唯一気に入っていた人だ.
古館は余計な事を言い過ぎる.
田原は相手の話を聞かないで自分の言いたい事を言いたいだけ.
この前の蓮舫とか言う人もそうだけど,自己主張の強い人ばかりが増えてきている.
その方が世間ではうけるらしい.
今年も後一ヶ月.
この30日程度で人生で最高の一年になるかも知れないし,最低の一年になるかも知れない.
そんな可能性と危険性をはらんだ一ヶ月っと考える今日この頃.
アップルストア心斎橋には絶望した
久々にイラっとしたのでチラ裏してみる.
今日は久々に親友に会った.
彼は大学院の同期で卒業してからも誕生日にはプレゼントを交換している.
でも来年の卒業に合わせて国に帰ってしまうかもしれない.
だから,今年は必ず手渡しで渡そうと考えていた.
でも,今年は少し忙しくて思考を凝らしたプレゼントを買う事ができなかったので,
彼が前から欲しがっていたマジックマウスを買うことにした.
難波で用事があったので,簡易でもプレゼント包装をしてくれるかもと思いアップルストアで買う事にした.
あまり時間もないし,とにかく人気商品で品切れかもしれないので在庫があるか確かめる為に電話をしてみた.
しかし,待てど暮らせどひたすら自動案内.
「技術サポートは1を押してください.」
仕方が無いので,取り敢えず店に行くと店の中は人がいっぱい.
何とか店員を捕まえて「マジックマウスありますか?」っときくと
「ありますよ」こちらへどうぞみたいなかんじでレジへ直行.
「プレゼント様にしてもらえませんか?」っと言えば即答で「無理です」という返事.
そして,そのまま会計処理を続ける店員.
会計の間もずっとよそ見をしながら,私には興味が無い感じ.
プレゼント用のレシート入れときましたから.っと投げやりな感じ
なんかその対応にガッカリした
プレゼント包装が無理ならそれはそれで構わない.
別に特別に対応しろとモンスターな事を言う気は全くない.
でももう少し対応はあるんじゃないだろうか?
少なくとも「プレゼント包装はサービスしていませんがそれでもよろしいですか?」の一言は必要なんじゃないだろうか?
iPodやiPhoneが好調で客が増えたのもわかる.
もちろんたかだか6000円程度のマウスだ.それもわかる.
でもさ,アップルストアってそんな場所だったけ?
少なくともボクに取ってアップルストアは,女性に取っての高級ブランド店と同じイメージだった.
いままではアップルの商品は、アップルストアで買う様にしてきた.
iMacもiPod touchもiPod nanoも発売日にアップルストア心斎橋で買ってきた.
それは,家電量販店のポイントにも勝るサービスがあったからだ.
iMacを買った時は、持ち帰るのは重量的に厳しいから送った方が良いと進めるスタッフに,
どうしても今日触りたいから持って帰ると言うと.
「かしこまりました,それでは眠れない一夜をお楽しみください」っと言われて.
なんかいいなぁ〜っと思った.
今日の対応ならビックカメラで、買った方がよほど気持ちのいい対応だった様な気がする。*1
少なくとも昼に食べたロッテリアのスタッフの対応の方がよほど気持ち良かった.
別に特別なサービスを求めている訳ではない.
単に,取り敢えずレジをしている間は貴方の客に集中しようよっと言いたいだけ.
会計の後にふと店内を見渡してみると,ここがまるでユニクロ風の電器屋のパソコン売り場に見えた.
なんかもぅ、二度と行きたくないと感じた.
これからは家電量販店かオンラインストアで買う.
*1:但しそれは体育会計のノリなわけだが
■
最近忙しくてテレビも見てる暇がない.
久々に早く帰れたので,少しテレビでニュースを見てると「事業仕分」のニュースが流れていた.
なんというか,議員が随分と偉そうにその場でする必要のない質問をして,
説明者が回答しようとすると,それを遮って別の質問をする.
つまり,会話が成り立ってない感じがする.
民主党って野党時代が長いから野次を飛ばすのが専門で会話をするという事を知らないのかしら?
っと思うぐらいの映像で,随分と物悲しい気分になった.
その映像の後に,その現場にいた見学者が「スカッとした」っとコメントしているのを聞いて
そういう発想の人もいるんだっと再度驚いた.
少し気になって調べてみると,科学技術研究費なんかもドンドン削られるらしぃ.
研究会の予算も「成果がない」という理由で削られるらしぃ.
研究なんて簡単に成果が出ないから研究するんでしょ?って思うけどなぁ〜.
民間企業の研究所だって5年先10年先を見据えて研究をする.
つまり,研究所は利益を生まない.
利益を生むのは,既存技術で組み立てられた製品である.
彼ら,彼女らの仕分けでいくと,今は利益は出るかも知れないけど今後が不安になるような気がするなぁ〜....
■
おいらの職場は社内の規則作りから,情報システムの構築までする情報システム部門です.
ある開発部隊の担当に呼び出されて行ってみれば,ネーミングルールが気に入らないとのこと.
「それはルールとして決まってますので従ってもらわないと困ります.」
というと,
「なぜ,そのルールを守らないとダメなのですか?」
という質問が帰ってきて愕然とした.
そんな中学生みたいな質問を30代の大人から聞くとは夢にも思わなかったからだ.
つまらないルール*1はさておき,開発に関するルールは守る義務がある.
開発に関するルールはなんのためにあるかというと開発効率を高めるためだとボクは思う.
会社に入ると図面番号だって書類番号だって番号取りのルールがある.
なぜならルールがないと,当然のように番号の重複が発生し,
ユニークキーとなるはずのものが部門毎に存在するとかいう意味不明なことになる.
ほかにも,会議である番号を読めば出席者みんなが,同じモノを連想する事ができる.
つまり,標準化と似たような側面があるとおいらは思う.
まぁ,そういう話をしても,「おれは分かる.」とか意味不な事を言い出したので.
おいらの常套句「監査時に指摘されても困りますしね」っと言って丸くおさめておいた....
まったく開発部隊の思い上がりっぷりには,時々驚かされる.
*1:服装のルールなど